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2020年夏映画

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What happened is what happened.

2020年7月〜9月に映画館で見た映画は「テネット」だ。

今回、初めてIMAXで映画を見た。映像の迫力もさることながら、とにかく爆音にやられた。これまでノーラン作品ではハンス・ジマーが劇伴を担当していたが、テネットではルドヴィグ・ゴランソン(寡聞にして知らなかったが、「クリード」「ブラックパンサー」などライアン・クーグラー作品の劇伴を担当している)が劇伴を作っている。最初のオペラハウスのシーンで、これまでと空気が違うことを感じた。私個人としては、ハンス・ジマーのスコアより落ち着いていて好きだ(爆音で重低音が鳴っているのに何を言っているのかと思われるかもしれないが、確かにそうなのだ)。

考察などは先人たちが様々なことを書き残しているので、わざわざここでは書かない(ニールの正体など気になることは多いが)。感想としては、テネット式タイムトラベルでは逆行するのにリアルタイムかかる(1年逆行するために1年かかる)ので、非常に効率が悪く危険も多いと感じた。回転ドアが発明されても庶民は使わないだろう。次見ることがあれば、ニールの視点で見たいと思う。

空の境界を見た後のハーゲンダッツ(ストロベリー)、アベンジャーズ/エンドゲームを見た後のチーズバーガーのように、本作もまたダイエット・コークが飲みたくなる名作である。